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確定拠出年金(401k)とは?年金の制度は複雑、、、解説します!

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 日本の年金制度をおさらい

401Kを解説する前に、日本の年金制度をおさらいしましょう。

日本の年金制度は主に3つの柱で構築されています。

1つ目は国民年金です。

国民年金は20歳以上の国民が加入します。国民年金は、加入

期間の長さによって将来支給される金額が決まります。

2つ目は「厚生年金」「国民年金基金です。

会社員や公務員は厚生年金に加入し、自営業やフリーランス

方は国民年金基金に加入できます。

厚生年金は企業に属していれば強制的に加入ですが、国民年金

基金は任意で加入になります。国民年金基金の加入には追加の

掛け金が必要ですが、将来受給する年金が増えます。

3つ目は、企業が運営する確定給付企業年金です。

従業員を対象に運営し、高額な年金を受け取る場合もあります。

 

年金不足や将来の備えとして、3つの従来の年金制度にプラスして、

個人で積み立てていく「確定拠出年金(401k)」が登場しました。

 

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確定拠出年金(401k)とは

事前に確定している将来の「確定給付年金」に対して、定期的な

拠出額が事前に確定しており将来給付される金額が運用する結果

によって決定される新しい年金制度のことです。
もともとはアメリカの「内国歳入法401条(k)項」という制度が

あり、それを参考にし運用されています。

 

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確定給付年金確定拠出年金(401k)

年金はこれまで「確定給付企業年金」を指していました。

確定給付企業年金は企業が支払った掛金を運営母体である生命保険

会社や信託銀行が運用します。運用状況で変わりますが、将来的に

受け取る年金の金額がある程度保証されています。

確定拠出年金(401k)は企業や加入者が毎月の掛金を拠出して自分

で運用していきます。

掛金を自分の口座に積み立てていき、運用して得られた金額が将来

的に自分に戻ってくるイメージです。運用により将来受け取る年金

の額は大幅にかわる可能性もあります。

 

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確定拠出年金(401k)での運用

確定拠出年金(401k)の運用には注視すべき点があります。
毎月いくら掛け金を拠出するか、60歳になった時点でいくら受給

したいか等、自身の資産状況と将来の予定を考えた運用が必要です。

投資信託は日々値段が変動するので定期的なチェックも必要です。

自身で選択した運用商品の資産評価額や資産残高が目標通り増えて

いるか、資産配分割合が適切かなど確認すべき点が多くあります。

 

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最後に

確定拠出年金(401k)は比較的新しい年金制度で多くの方が運用を

しています。リスクはありますが、自身で運用する楽しみもあります。
自身で運用することが怖いという方には、プロの方に運用してもらう

方法もあります。運用期間に応じ自動で分配する方法もありますので、

ぜひ自身に合ったやり方を見つけましょう。