金融リテラシーが低すぎ!?お金持ちになれない理由。。。
金融リテラシーとは?
金融リテラシーとは、お金に関する知恵や能力のことを指します。
経済的に自立し、豊かな生活を送るためには必須のスキルです。
金融サービスや生活設計を適切に判断するためにも、金融や経済に
関する知識を身に付けるべきなのです。
金融リテラシーの4大構造
金額リテラシーは主に4つの分類で構成されています。
金融庁は、最低限身につけるべき金融に関する能力として
① 家計管理
② 生活設計
③ 金融知識及び金融経済事情の理解適切な金融商品の利用選択
④ 外部の知見の適切な活用
の4つを掲げています。
要約すると、「自分で収入と支出を管理し、生活を設計する。また
資産運用に必要な金融の知識を持って、情報を得ながら資産運用
できるようにする」ことを掲げています。
日本人の金融リテラシーは先進国の中で最低である
日本人の金融リテラシーは非常に低いと言われています。
実態として日本の金融リテラシーの把握のため、2016年に
「金融リテラシー調査」が実施されました。
18~79歳を調査対象とし、金融リテラシーに関するテストを
実施したところ、平均の正解率は55.6%でした。
この結果は、先進国と比べると10%ほど低い数字です。
日本人の損失回避傾向が金融リテラシーを低下させているとも
言われています。
では、あなたの金融リテラシーは?
では、あなたの金融リテラシーはどうでしょうか。
少しテストをしてみましょう!
が出題している問題をいくつか紹介します。
【問題①】
金利が上がっていくときに、資金の運用(預金等)、
借入れについて適切な対応はどれでしょうか。
A 運用は固定金利、借入れは固定金利にする
B 運用は固定金利、借入れは変動金利にする
C 運用は変動金利、借入れは固定金利にする
D 運用は変動金利、借入れは変動金利にする
【問題②】
10万円の借入れがあり、借入金利は複利で年率20%です。
返済をしないと、この金利では、何年で残高は倍になるでしょうか。
A 2年未満
B 2年以上5年未満
C 5年以上10年未満
D 10年以上
【問題③】
金融商品の契約についてトラブルが発生した際に利用する
相談窓口や制度として、適切でないものはどれでしょうか。
A 消費生活センター
B 金融ADR制度
C 格付会社
D 弁護士
さぁ、3つすべてわかりましたでしょうか。
正解を発表します。
【正解】
問題①
C 運用は変動金利、借入れは固定金利にする
金利が上がると運用収入は増えるので変動金利が適当です。
借り入れの時は借り入れに対する金利が上がるので固定金利が適当です。
問題②
B 2年以上5年未満
「72÷金利=お金が2倍になる年数」という72の法則というのがあります。
そのため、金利の部分に20を入れると2年以上5年以下となります。
問題③
C 格付会社
格付会社にトラブル解決の窓口はありません。
金融商品や企業・政府等の信用状態の評価を行う会社です。
まとめ
金融リテラシーを高めることで、お金に対する意識が上がり、
お金と上手に付き合えるようになります。
お金の知識や判断力は、すぐに身につくものではありませんので、
日々、金融や経済に関心を持ち学ぶ姿勢が大事なのです。
お金持ちになるためには、まずお金のことを知っていきましょう!