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「金融政策」の意味を理解しよう!お金持ちへの第一歩!【お金の基礎講座】

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不景気が続く中、テレビや新聞で「金融政策」という言葉を

聞いたことはないでしょうか。
経済に関する政策だとは思うけど何のことかさっぱりという方

のために、今回はこの「金融政策」について説明していきます。
資産運用に興味のある方はぜひ理解しておいてほしい内容です!

 

金融政策とは?なぜ行うの?
まず金融政策とは経済を長期にわたって拡大させることを目的に、
金融の引き締めや金融緩和を行うことです。
と言われても、、、って感じですよね。

物価を安定させるために、お金を流動させようという政策です。
物価が上がったり下がったりを繰り返していては、経済的に

安定しているとは言えませんよね。
物価が下がる状態とは景気が悪くなっていて、モノが売れないため、
値段を下げて安く売ろうとしているということになります。
逆に物価が上がるときは、景気が良く、みんながモノを買うため、
値段を上げてもモノが売れるという状況になります。

 

金融政策で物価が安定するとどうなるの?
金融政策で景気が良くなると、モノが売れるため、物価が上がります。
モノが売れるようになると企業は生産量を増やす必要がありますよね。
生産量を増やすためには人手が必要になります。
人手を集めるために雇用が増えたり、仕事ができる方を手放さない

ように給料が上がったりします。
金融政策で物価を安定させると、雇用の促進にも繋がるのです。

 

金融政策でどのように物価を安定させているの?
物価の安定のため、紙幣を発行し、金利を上げたり下げたりします。
金利とはお金の利子のことで、皆さんも銀行にお金を預けていたら、

利子が付きますよね。
もし銀行にお金を預けてたくさん利子が付いたらどうしますか?

お金は使わないで銀行に預けてしまいますよね。
逆に利子がつかないと、銀行に預けない人が増えます。
銀行に預けなくなると手元にお金が残るため、消費するようになり、

モノを買うようになるのです。
金利が高くなり、銀行に預けると物が売れなくなり物価が下がる。
金利が安くなり、銀行に預けなくなると物が売れて物価が上がる。
このバランスをうまく調整して、物価を安定させているのです。

 

紙幣の発行でなぜ金利が調整できるの?
金融政策では紙幣を発行し金利を上げたり下げたりします。
それだけを聞くと、なぜ紙幣の発行が金利に影響を与えるの?

と思いますよね。その理由はとてもシンプルです。
紙幣を発行し、世の中にお金が回るようになると、流通する

お金が増えますのでお金の需要は下がって、金利が下がります
紙幣の発行を抑えると、世の中にお金が少なくなるため、

お金の需要は高くなり金利が上がります
金利の調整には、世の中に出回るお金の量が関係してくるのです。

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今回は金融政策の基礎について説明させていただきました。
説明させていただいた内容は金融政策の基礎中の基礎になりますが、
資産運用に興味のある方は絶対に知っておくべき内容です。
金融政策は株価にも直結する政策ですので、株式投資にチャレンジしよう
と思っている方は、勉強しておくとよいかと思います。