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積立NISAとiDeCoどちらを始めるべき?それぞれの特徴から解説します!

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「積立NISA」と「iDeCo」どちらも始めやすい資産運用と

  して有名ですよね。

  興味あるけど違いがわからないし、自分に適しているのは

  どっちなのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

  そこで今回は両者の違いと特徴を解説していきます。

 

積立NISAとiDeCoの特徴

積立NISAとiDeCoはどちらも毎月一定額を支払い、金融商品を購入し

運用する「積み立て投資」と呼ばれる制度です。

どちらも税制面で優遇されますが、違いがあります。

積立NISAの場合

1.運用で得た利益が非課税になる。
2.最長で20年間非課税になる。
3.非課税投資枠は毎年40万円まで。
4.20歳以上の国内居住者であれば利用できる。
5.いつでも解約できる。

iDeCoの場合

1.運用で得た利益が非課税になる。
2.掛けたお金は全額所得控除の対象となる。
3.積立金の受け取り時にも各種控除がある。
4.原則として20歳から60歳までの人が加入できる。

5.原則として60歳になるまで解約できない。

 

特徴として、税制上はiDeCoの方が積立NISAより有利です。

積立NISAとiDeCoでは同じタイプの金融商品も買えますが、

買えないものもあります。

 

積立NISAとiDeCoは併用できる!

積立NISAとiDeCoの特徴を理解して併用することでさらに節税効果を

得ることもできます。なぜなら併用すると投資信託の運用益に対する

非課税とiDeCoの掛金が全額所得控除があり、積立NISAの対象商品で

手数料を低くし、効率良く運用することができるのです。

 

結局どちらが有利なの??

結局、積立NISAとiDeCoはどちらが有利なのでしょうか。

まず、積立NISAとiDeCoどちらで運用しても投資対象が同じで

あれば運用成績も変わりません。

なので、税制面で優遇されていて、コストが低い方を選びましょう。

 

税制面で考えると、積立NISAよりiDeCoの方が優遇されています

なぜなら、iDeCoには所得税の控除があるためです。

ただし、積立NISAも通常の証券会社の口座を使用するよりも税法上で

有利になるので併用して使用したいところです。

 

コスト面で考えると手数料に差があります。

積立NISAは口座開設が無料ででき、毎月の口座維持費も

お金がかかりません。

iDeCoは口座開設時に最低2000円ほど必要で、

口座管理料60円ほどかかります。

手数料を安く済ませるなら積立NISAがお得です。

 

積立NISAが向いている人

積立NISAの投資額の上限は年間で40万円までです。

そのため少額で少しづつ資産運用したい方に向いています。

投資が初めてで、少ない額で始めたい方におすすめです。

また、もともと税額の安いアルバイトや主婦の方には、

積立額を自由に引き出せる積立NISAがおすすめです。

なぜなら、iDeCoは所得控除がありますが、もともと税額が低いと

受けられる所得控除のメリットが低くなるためです。

 

iDeCoが向いている人

iDeCoは税制上の優遇が大きい反面、毎月積み立てるお金は、

60歳まで引き出すことができません。

60歳まで使わないお金があり、老後資金を貯めたい方におすすめです。

税制面が優遇されているとはいえ、毎月のお金に余裕がないと、

いざというときに引き出せません。

毎月の余裕のあるお金で運用することが大切です。

 

最後に

資産運用と聞くとどうしても難しく考えがちです。

ですが、iDeCoも積立NISAも決して怖いものではなく、何かあった

時のため、将来のための保険になります。

どちらか一つを選ぶ必要もありませんし、理解できた方から始めましょう。

資産運用に対する意識がなによりも大切です。