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iDeCo(個人型確定拠出年金)を始めよう!始め方から運用方法まで解説します!

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個人型確定拠出年金の始め方
①個人型確定拠出年金iDeCo)の口座を開設する。
 ネット証券がおすすめです。 
 インターネットで資料請求しましょう。
 金融機関の窓口等でも可能ですが、インターネットだと
 24時間受け付けているので、いつでも資料請求ができます。
②資料が届くまでに必要情報を準備しておきましょう。
 申込用紙が届くまでに以下の情報を確認しておきましょう。 
  年金手帳やねんきん定期便に記載されています。
  分からない方は勤務先の総務部に確認しておきましょう。
  それでもわからない方は、年金事務所に確認をしましょう。
 ・引落口座情報
  支店名/預金種別/口座番号/名義人を確認しましょう。
 ・金融機関の届出印。 
③掛金額を決めておこう。
 毎月積み立てる金額を決めておきましょう。
 積立額は年に1度変更ができます。
④資料が届いたら、申込書類を記入し返送しよう。 
 記入や添付書類に不備がないよう丁寧に記入しましょう。 
 不備があると、開始手続きが遅れてしまいます。
 
 返送する書類は、職業等で変わるので、注意しましょう。
 自営業・専業主婦・主夫の場合
 加入申出書と本人確認書類を返送します。
 会社員・共済組合員の場合
  加入申出書と本人確認書類、加入証明書を返送します。
 ※加入証明書は勤務先で証明してもらいます。
  担当の部署の方に記入してもらいましょう。
 ⑤お知らせが届く
 数週間すると、金融機関から書類受領の案内が来ます。 
 さらにしばらくたつとパスワードが届きますので、
 大切に保存しておきましょう。
 
申し込みの際の注意点
加入申込書を記入する段階で運用方法の選択を求められる
場合があります。運用をじっくり決めたい方やどれにしたら
よいか悩む方もいるかと思います。
運用方法は加入した後に変更が可能ですので、ひとまず定期預金
にしておきましょう。
 
毎月の掛け金に上限はあるの?
iDeCo(イデコ)の掛け金は最低毎月5000円からで、
1000円単位で積み立て金額を上げることができます。
掛金の上限は、職業によって異なってきます。
会社員の場合、勤務先に企業年金がなければ23000円まで、
企業型確定拠出年金に加入している場合は、20000円が上限です。
自営業は月額68000円、公務員は月額12000円、専業主婦(夫)
は月額23000円と上限金額となっています。

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企業年金に加入していて新たにiDeCoに加入する場合は、
注意が必要です。企業年金の規程でiDeCoへの同時加入を
認めていない場合もありますので、勤務先に確認しましょう。
 
iDeCo加入金融機関の選び方
金融機関を選ぶポイントは2つあります。
①運用商品のラインナップが充実しているところを選ぶ
②口座管理手数料が安い金融機関を選ぶ 
iDeCoで運用する商品は、すべての金融機関で同じものが
あるわけではありません。 
商品ラインナップを必ず確認しましょう。
口座を開設すると開設費用と管理手数料が発生します。
 
管理手数料は金融機関によって400円以上差があるので、
安いところをを選びましょう。
 
私のおすすめはSBI証券です。
口座開設ランキングでは堂々の1位です。
ネット証券の大手だけあって、取り扱っている商品も
優秀なものが多いです。
 口座管理手数料の業界最安でマイナス点が見当たりません。
他の金融機関の特徴をまとめますと、 
  口座開設数2位、外国株や投資信託に強い。
  口座管理手数料も安い。
 少額の取引であれば手数料が0円で出来る。
 米国株の取扱に強い。ミニ株も取引できる。
 口座管理手数料も安い。
 
運用商品は定期預金・保険・投資信託のどれを選べばいい?
運用商品は「元本確保型」と「元本変動型」に分かれます。
元本確保型は運用に回したお金が減るリスクが低く
基本的に元本割れはしません。
ですが、現在は低金利の状況が続いているため、
大きな利益を得る可能性が低いです。
 運用商品としては、定期預金・保険になります。
 
元本変動型は上手く運用できると元本が大幅に増加する
投資性の高い商品です。
ですが、運用方法によっては、元本割れを起こし資産が
減ってしまう可能性もあります。
 運用商品としては、投資信託になります。
 投資信託とは、毎月積み立てるお金を運用の専門家が株など
で運用する金融商品のことです。
 
私のおすすめは「元本確保型」の定期預金です。
理由は、利益がでることよりも損することが嫌だからです。
運用でメリットが少ない場合でも、そもそもiDeCoを行うこと
によって得られる所得控除で充分メリットはあります。
所得税・住民税が減税されるだけでもかなりの節税効果があります。
 運用に興味がある方は「元本確保型」と「元本変動型」の
両方を行うこともできます。 

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iDeCoは運用で利益が出なくても、所得控除での節税効果が大きく、
早く始めれば始めるほどお得になる制度です。
少額の掛け金でもメリットはありますので、ぜひ検討してみてください。